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使用材質:CC5
CarbonCompositeMetal
岡山国際サーキット
N1車輌に装着したローターのあたり面です。過酷なブレーキ状況に於いてあたり付けは重要です。 |
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使用材質:CC6
CarbonCompositeMetal
富士スピードウェイ
均一に綺麗にあたりが付いてる好例です。高温よりのパッドこそあたり付けは重要となります。 |
AE86用純正ディスクローター |
ポルシェブレンボ用ディスクローター |
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使用材質:CC1
CarbonCompositeMetal
セントラルサーキット
新品ローターをサーキット走行前に焼き入れして、あたり付け走行直後の皮膜形成完成画像です。 |
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使用材質:CC6
CarbonCompositeMetal
岡山国際サーキット
新品パッドと新品ローターのあたり付けです。新品同士の組合せは特に焼入れ作業を含めて歪ない様に注意が必要です。 |
シビックEK9用ローター(焼き入れ後走行直後) |
シビックEK9用ローター |
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使用材質:SC4
SemiMetal
岡山国際サーキット
新品ローターと新品パッドでサーキット走行後にあたり付け終了したパッドです。
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使用材質:SC4
SemiMetal
岡山国際サーキット
新品ローターと新品パッドであたり付けした直後のローターあたり面です。シビックワンメイク車輌にて走行。 |
シビックFD2用パッド(あたり付け走行直後) |
シビックFD2用純正ブレンボローター |
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使用材質:GT3Limited
CarbonCompositeMetal
セントラルサーキット
IDI熱処理ローターで街乗りから数回サーキット走行したローターディスク面です。
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使用材質:GT3Limited
CarbonCompositeMetal
岡山国際サーキット
IDI熱処理ローターで数回サーキット走行で酷使し、若干浅めのヒートクラックが発生し始めた状態です。 |
HB21S用IDI熱処理ローター① |
HB21S用IDI熱処理ローター② |
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パッドとローターの材質がパッド表面に溶け込んでしまった例。必要な制動力と適正温度が車輌や用途に合わず、適応範囲オーバーした場合に起こる事があります。 |
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CC6にて低温走行し続けた結果、斑状にローターにあたりが付いた画像です。サーキット走行後は正常に皮膜形成しています。高温よりのパッドを低温で使用し続けますとこの様な状態になる事があります。 |
パッドとローターの材質がパッドに溶着した例 |
斑状にローターにあたっている例 |
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パッド材質が高温に晒されてパッドの摩材成分がローター表面に溶け込んでしまっている状態です。この様な状態ですと必要な摩擦係数を引出せなくなりパッド本来の性能が100%引出せなくなってしまいます。 |
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セミメタル材(SC5)にて、装着したばかりで、まだローターに皮膜が完全には形成されておらす、不均一な状態でのローター画像です。この後、更なる熱入れとあたり付けにより均一に皮膜形成しました。 |
パッドの材質がローターに溶着した例(ジャダー発生) |
セミメタルパッドの皮膜形成過程の一例 |
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表面上にヒートクラックが無数に発生し、中までクラックが入った状態のものもあります。競技用のタッチの硬いメタル系パッドに対してローター硬度が強すぎたりすると高温時に起し易くなります。(ローター材質はFCD鋳鉄製) |
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表面上にヒートクラックが無数に発生しています。街乗りなどの低温走行とサーキットに於ける高温走行を繰り返し、高温度よりの競技パッドで使用し続けますと発生する事があります。 |
ヒートクラック(ヘアクラック)を起した例① |
ヒートクラックを起した例② |
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ローター使用限度を超えてサーキットにて使用した結果全周に渡り、貫通クラックが発生しています。ジャダーを起し、使用不能になっているので要交換となります。 |
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パッド装着車輌に於いて、パッド側の制動力が足りなかった状況でサーキット走行し続けた際にレコード盤摩耗を起こしたローターです。 |
貫通クラックを起した例 |
レコード盤摩耗を起した例 |
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使用温度域が有効温度域に達していない状態で長時間使用し続けた使用後のパッド表面です。通常の有効温度域で使用した状況より本来の制動力が発生せず、パッド摩耗も早くなります。 |
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使用温度域が有効温度域に達していない状態で長時間使用し続けた使用後のローター表面です。有効温度域外での使用により潤滑材が機能せず、ローターをヤスリのように削れた状態です。 |
摩材有効温度を低温側で外した例(パッド) |
摩材有効温度を低温側で外した例(ローター) |
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ローター使用限度値を超えてサーキット走行してしまったローター表面です。ローターディスク摺動面の肉厚が減少し、ベンチレーテッドの支柱部分と空間部分の肉厚差が大きくなり、ミクロン単位で波を打ったようになります。 |
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ローター使用限度値を超えてサーキット走行してしまったローター表面の全体像です。ベンチレーテッドの支柱部分と空間部分とでクラックが放射状に入っているのが見て取れます。 |
ローター使用限度値を超えたローター① |
ローター使用限度値を超えたローター② |
注:上記トラブルを避ける為にも他社製品から弊社パッドに変更時や弊社製品内であっても材質変更する際には、 |
ローター表面に皮膜を形成する性質上、使用中のローターであれば表面の状態が良い場合には、粗めのサンドペ |
ーパー(状況に応じて#60~120番)で交換前のパッドによる皮膜を落して下さい。 |
ローターの表面状態が悪い場合には摩耗限度値内を条件に必要に応じてローター研磨もしくは、ローターを新品 |
に交換して下さい。 |
異なった材質の皮膜でそのまま使用しますと、パッドの性能が100%発揮されないどころかあたりがうまく付かず |
にローターにも弊害が起きないとも限りません。 |